★ ロジクール MX レボリューション メンテナンス ★

かれこれ使い出して足かけ4年が経過したロジクール MX レボリューション MX-R。
しかしいかに高額なマウスでもクリックの連続による左側のSWの消耗はどのマウスも同じで結果
チャタリングと呼ばれる誤作動を起こすようになります。
ロジクールは購入後3年の保証期間があり最初のマウスは使い始めて2年を待たずにチャタリングがひどくなり
新品の同じ物と交換して頂きました。

その後、大凡2年弱が経過し又このチャタリングに悩まされるようになりました。
当初このチャタリングを抑止するフリーソフトを導入して使用していましたが徐々に症状が悪化しこの際保証も切れたし
いっそ分解クリーニングをと思い立ち今回のメンテナンスを実施致しました。



マウスのボディ構造は通常上下2つのケースを合わせてあるだけなので分解自体は簡単に行えます。



ボディーを止めているネジは全部で4ヶ所。それぞれの部分にスライディング用のパットが張られています。
パットは再度組み立て直して使用するのでカッターのような物を使い優しくはぎ取ります。

ネジを外して上下のボディーを分離します。



赤い丸の部分はアッパーケースの部分とのハーネスのコネクタです。
白い部分の後ろ側に見える黒い部分がハーネスをロックする爪で引き上げると緩み、押し下げると締まります。
写真はハーネスを既に外した状態です。
上の方にバッテリーが乗っていますがこれを外してバッテリーを乗せているベース(基盤にビス2本で固定)
も外した方が作業がしやすいと思います。



アッパーケースの裏側。
赤い丸の部分がロア部分のコネクタへ連結する部分です。

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左の赤枠の部分が問題のSW。

今回はこのSWのメンテナンスが目的です。
このSWは小さな両脇の爪で上蓋を固定している構造なので先の鋭い物で若干爪に掛かっているところを
浮かし気味にしてやると簡単に外れます。
外したときに上側に見える白いボタン部分のパーツが簡単に落ちてしまうので気をつけて業をします。



ケースの蓋を外したSWの中身の部分です。
この金属部分のクリーニングを試みることになります。

写真ではホイールが付いていますが前側にあるネジ1本でホイール部分は固定されていますのでこれを外して一端
ホイールを外しておくと作業が楽です。



クリーニング終了後、SWケースの上蓋を元の状態に戻し作業終了です。

後はバッテリーのベースとバッテリーを元の位置に戻しアッパーケースのハーネスをつなぎケースをネジ止め
してシールを元の位置に張り戻せば作業完了です。

早速使用開始。
なかなか快調です。
次回はおそらくSWを交換することになると思います。


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